GO BEYOND な 人
宮武祥子(ミヤタケショウコ)
アルペンスノーボード選手
”速く強く‼︎”を日々追求し、
世界の舞台へと挑戦中‼︎
2018年平昌五輪に向け、海外レースを転戦中。
速く、そして強くなりたい!!
この思いが、今の私の日々の原動力となり、色々な事に挑戦、そして経験をさせてくれています。私を強くさせてくれるたくさんの壁、これを越えた先に、オリンピックがあり、オリンピックという舞台で、自分らしく思いっきり滑り、たくさんの人たちに観てもらいたい。そんな思いで、日々挑戦し続けています。
日本の良さと海外の良さを自分のモノにする。
私が携わっている種目は冬の競技のため、季節が限定されています。日本は11月~4月までしか雪がなく、“オリンピック“という舞台に行くためには、日本だけでの活動では足りない部分が多いのが実情です。雪のある場所での練習時間だけではなく、レースの数や選手のレベルも違います。ただ、日本は日本で良い部分がたくさんあるのでそこを活用しながら、日本人らしさを失わずにいたいと思っています。海外での練習を積み重ねて他国の選手からもたくさんのことを学びながら、海外のレースに挑み、自らを高めて「五輪」という目標に突き進んでいきます。
最大のライバルは自分自身。自分を超えた先に世界のトップがある。
海外へ行けば、日本とは全く違うことがたくさんあります。言葉、文化、食、人々の性格、そしてスノーボードをする環境と選手層。一歩海外に出れば私と同じようなレベルの選手や、もっとハイレベルの選手はたくさんいます。その中から世界のトップになるためには、たくさんの人を追いこさなければならない。しかし"誰かを追い越す"というような考え方は、私の場合は良い方向に進めません。何よりも全てにおいて、“自分自身の限界を超えていく”。これが強くなるために、成長するために一番大切だと思っています。
理想の姿をモノにするために、自分を信じること。イメージ力、理解力、集中力をつけることが必要。海外転戦をしていく上で、常に"自分を越える"その気持ちで全てに取り組んでいます。
GO-BEYONDER No.028
アルペンスノーボード選手
宮武祥子
1987年、北海道登別市生まれ。10歳の時、父親が登別大谷高等学校にスノーボード部を創立したことがきっかけでスノーボードを始める。16歳でナショナルチームのジュニアBに指定される。17歳でFISワールドカップに出場を果たす。現在は2018年の平昌冬季オリンピックでのメダル獲得を目標に海外で転戦中。