長野県野沢温泉村に生まれ、野沢温泉スキークラブ所属。幼少期よりスキーに親しんできました。競技カテゴリーはワールドカップとコンチネンタルカップです。小学4年からは競技スキーの世界に飛び込み、高校1年に高校選抜で総合優勝、翌年ジュニア日本代表に選抜。ケガで成績が低迷するものの、大学3年時に全日本チーム入りを果たしました。現在は競技歴15年の経験をフルに活かし、日本人としてワールドカップの初優勝を目指しています。

プロスキーヤーの道は始まったばかり。目の前には挑戦しかない。

幼少の頃から身近な存在だったスキーに親しんできたことがきっかけで競技スキーの世界に入りました。全日本のジュニアチームにも選んでいただきましたが、ケガに悩まされ一時期は成績が低迷したこともありました。しかし幸いにも、大学時代に再び全日本チームに入ることができました。現在はヨーロッパ各地でトレーニングをしながら転戦しています。

スポーツは見てもらってなんぼ、だと思っています。自分のプロの道はここからだと。もちろん日本代表ということは皆さんの期待を背負っているので、オリンピックやワールドカップで活躍することで応えたいと考えています。実は10月にオーストリアで手術を行い、年内の復帰を目指して鋭意リハビリ中です。よい状況とは言えませんが、ピンチはチャンスです。前向きに努力を重ねてチャンスを探し、再び表舞台で活躍できるチャンスを手繰り寄せてみせます。

日本にスキーブームを起こしたい。

生まれも育ちも異なり、使用している道具やトレーニング、そして食べるものも違う世界中の選手と平等に戦えるのがスタートからゴールの間です。予算や環境面での不利はありますが、そのなかで日本人として、強い欧米の選手をまとめて追い抜きたいと強く思っています。そして「超えて」いきます。将来は日本人としてアルペンスキーの本場・ヨーロッパで活躍し、使っている国産のハートスキーとともに名を上げたいと思っています。そしてもう一度、日本にスキーブームを起こすことが自分の使命だと信じています。