GO BEYOND な 人
高繁勝彦(タカシゲカツヒコ)
アドヴェンチャー・ランナー
PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅で
世界平和に貢献したい。
二本の脚だけで地球を走り、走ることを通して世界平和を呼びかけるプロジェクト「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」に取り組んでいます。
地球上にいる70数億人の一人でも多くと出会い続けることで、出会った人とつながり、その輪を広げていく。そしてそのつながりで出来た「絆」をみんなでシェアすることで世界平和を実現させるのが私のミッションです。そのために、一本の道を二本の脚だけで走り続けようという考えに基づき実施しているのがPEACE RUN。毎日40〜60キロを走りながら、今の日本を世界に伝え、今の世界を日本に伝えます。
教師から冒険家へ!ランナーが走ることでできる社会貢献の追求。
東日本大地震のちょうど1年前までは教員でしたが、過労で体調を崩し3月末で退職。復調した後に、以前からやってみたかった日本縦断に挑戦し、日本海側の宗谷岬から日本最南端、波照間島まで走りました。完走後には間寛平さんのアースマラソンのゴールを見に大阪城公園に行き、そこで自分も何かできないかと考えました。そこで、南半球をいれた五大陸、地球一周4万キロを走ろうと決意したのです。しかし2011年3月11日の東日本大震災が発生。ランナーとして被災地復興に何か貢献できないかと思案。すぐに「1キロを走るごとに10円募金する」という「RUN×10(ランバイテン)運動」を発案しました。走行距離が長いほど募金が出来るシステムのため、2011年は東日本大震災復興支援をテーマに「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」の第一章・アメリカ横断をスタートさせました。
2012年には太平洋ルートにて日本縦断、2013年〜2014年はオーストラリア横断とニュージーランド縦断を実施。これまで国内外で約2万キロ、国外で約1万3000キロを走破することができました。残り3大陸(ユーラシア、アフリカ、南アメリカ)で2万7000キロを走破する予定です。また2016年からは第三の大陸ユーラシアに挑戦、イギリス・ロンドンをスタート地点として10数か国を走る「PEACE RUN2016ヨーロッパ周遊ランニングの旅」を走破。その後も北欧・東欧、アジアを分割して走ろうと考えています。
このほか、ごみを拾いながら走ることで環境美化を図る「THE SWEEPERS(スウィーパーズ)」や、一本歯下駄を通じて人々を笑顔に、世界を平和にキャッチフレーズに「一本歯下駄クラブ」を主宰し、活動を展開しています。走ることを通して日本と外国を結ぶパイプ役を果たすだけではなく、ランナーが走ることで社会貢献ができる場を提供していきたいと思っています。
GO-BEYONDER No.016
アドヴェンチャー・ランナー
高繁勝彦
1960年大阪府松原市生まれ、NPO法人PEACE RUN代表。東日本大震災後の2011年3月14日に「RUN×10(ラン・バイ・テン)運動」を提唱し、チャリティ・ラン活動を展開している。また、ごみを拾いながら走る平和的環境美化集団「THE SWEEPERS」主宰。世界平和実現のため「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」に取り組み中。アメリカ・オーストラリア2つの大陸+ニュージーランドで約1万6637キロ走破。残りの三大陸で2万3363キロキロを走る予定。
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