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GO BEYOND な

長島哲太(ナガシマテツタ)

レーシングライダー

スペインを舞台に世界で活躍する
レーシングライダー。

神奈川県横須賀市出身のレーシングライダーです。3歳でポケットバイクにまたがり、小学生時代はサーキット場に通い詰めました。中学生時代になると、みがいたテクニックで国内の大会も注目頂けるようになり、バイク雑誌にも掲載頂きました。現在23歳。競技歴は19年になります。2011年、全日本ロードレース選手権のGP-MONOクラスでチャンピオンになりました。2014年からスペインを中心としたヨーロッパで行われるMotoGPロードレース世界選手権Moto2クラスに参戦しています。

2011年全日本ロードレース選手権 GP-MONOクラス チャンピオン
2012年全日本ロードレース選手権 J-GP3クラス ランキング2位
2013年全日本ロードレース選手権 J-GP2 クラス ランキング6位
2014年MotoGPロードレース世界選手権  Moto2クラス 参戦

あえてレベルの高いスペインで頂点を目指す。

2014年から参戦しているヨーロッパ選手権(Moto2クラス)は、日本より遥かにレベルの高い場所ですが、目標である世界チャンピオンを目指しています。シーズン中は、スペインにあるサーキットで年間11回のレースを行い、順位を競い合います。優勝から順に与えられるポイントを獲得していき、年間チャンピオンを決める仕組みです。

排気量ごとにクラスが分かれており、Moto2クラスは、2011年に250ccクラスに変わって新設された600ccのクラスのことをいいます。

バイクレースは、日本ではまだまだマイナーなスポーツですが、スペインやイタリアでは国技ともいえるほど人気のあるスポーツです。

日本で活動していた頃には、地元商店街でファンイベントを開き、訪れた子供たちにバイクレースを勧めるとともに、認知してもらうよう、草の根運動を行っていました。子供の頃に父に教わったように、子供たちにバイクにまたがってもらったりしました。これからも機会があれば、魅力を伝える活動をやっていきたいですね。

世界のレベルの差を痛感しながらも、世界の壁に挑む。

バイクレースは直線での最高時速は220キロにもなりますが、怖いと感じたことはないです。日本国内の大会では、何度も優勝を経験し、チャンピオンも獲得してきました。多大な活動費用に悩んだり、かつてスランプに陥ったりした時期には、レースをやめようかと考えた時期もありました。しかし、周囲の後押しと兄と慕っていた世界的レーサーの死をきっかけに、世界を目指す決意を持ち奮起しました。

日本では、プロでありながらもアルバイトとの掛け持ちの生活でしたが、活動費を工面してくれる海外チームがみつかり、世界挑戦を果たすことができました。

テルルTSRより3人目の日本人ライダーとして活動しています。しかし、昨年初めて挑戦した世界選手権では、世界のレベルを肌で感じました。世界選手権では、日本にはない殺伐とした雰囲気の中、ハイレベルなレース展開で、自分の力が通用せず、非常に高いレベルの差を痛感しました。新たなスタート地点に立った今、この壁を乗り越え世界の舞台で活躍し、世界一を獲るのが自分の目標であり使命だと思っています。

2015年もFIM CEV ヨーロッパ選手権のMoto2クラスに参戦。スペインやポルトガルなどを転戦し、世界に挑んでいます。

開幕戦となったポルトガルでのレースでは、レース1が7位、レース2が6位でした。新たに日々のトレーニングに自転車を取り入れるなど自己研鑽に努め、精力的な活動を続けています。ゼッケン#72をつけ、カレックスのマシンで世界の頂点を目指します。

GO-BEYONDER No.008

レーシングライダー

長島哲太

1992年、神奈川県横須賀市生まれ。神奈川県立三浦臨海高校卒業。2011年に開かれた全日本ロードレース選手権のGP-MONOクラスでチャンピオンに。テルルTSRに所属し、ヨーロッパ選手権のMoto2クラスに参戦中。今注目の若手レーシングライダー。

Facebook:https://www.facebook.com/people/長島哲太/100003110386972

Twitter:https://twitter.com/tetsuta102n

HP:http://ameblo.jp/tetsu102nagashima/

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