シーズンイン! 12月ヨーロッパ遠征

今回の遠征は、日本代表チームに戻ってからの初めての遠征でした。二年前から先シーズンの途中まではスノーボードを辞めることを真剣に考えるぐらい競技が嫌いになっていました。それが変わり、今までに経験したことのない競技への熱意を今は持っています。

この秋はアメリカの大学にいたため、雪上日数は誰よりも少ない状態でシーズンインをしました。しかし、競技に対する集中力が今までで一番あるため、3・4倍雪上日数が多い中で初戦を迎えた先シーズンよりも自信を持ってスタートに立つことができました。

前まではシーズン初戦は緊張しすぎて、練習で出来る滑りを本番で出せたことがありません。先シーズンの後半からメンタルの力がようやく付き始め、今年こそは1戦目の1本目から安定した精神状態で滑る、というのが一つの目的でした。初日14位、2日目7位、とミスも多く、納得のいく結果を残すことはできませんでしたが、長年苦戦したスタート前のメンタル力はしっかりと進歩した実感がありました。この進歩は絶対次のステップアップに繋がる自信があります。

そして、初戦が終わった直後に、ウイルスにかかり、数日入院してしまいました。その後10日間安静と医者に言われ、遠征の最後の一週間は全く滑れずにいました。毎日滑りたくても滑れない。何のためにヨーロッパに来たのだろう、と落ち込む日もありました。それでも、今回の遠征は私にとってとても意味のあるものでした。スノーボードが嫌いだった1,2年を乗り越え、モチベーションが今までで一番高い状態でレースをするとどれだけ楽しいものかを知りました。残念な遠征だったと捉えることも出来ると思いますが、私は今シーズンが良いものになると確信した遠征でした。

帰国後はまず身体の調子を戻し、次の大会までにとりあえず雪上練習をなるべく多くします。現在、滑りの技術面では、上半身の安定、そしてターン中に両足で長く踏み、クロスオーバーを素早くするという2つのことに集中しています。

年明けには個人遠征でヨーロッパに戻ります。ヨーロッパの大会で表彰台に立つ、そしてFIS ポイントを120pt取る、という目標を早く達成するために、気持ちをリセットしてシーズンはまだこれからだと信じて頑張ります。

 



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