壮大な中国三連戦

 NIPPO VINI FANTINI EUROPA OVINIのメカニック福井響です! 残暑が残る9月初めから1ヶ月弱の行程で中国にて開催されたレースに参戦してきました。 自転車レースといえばヨーロッパのイメージが強いですが、実はアジアでも数え切れないほどの国際レースが開催されています。 その中でも夏から秋にかけては中国でのレースが目立つようになります。 今回参戦したレースは以下の3つ。

ツアー・オブ・シンタイ(3ステージ)
ツアー・オブ・チャイナ1(7ステージ)
ツアー・オブ・チャイナ2(5ステージ)

この巨大な国土を西に東に、さらには北に南へと 数々の街を巡りながらレースは進みました。 このだだっ広い国土をこれでもかと自由に移動して行くこのレース。 毎日レース後に移動を繰り返し、今年は合計で3000kmほどの距離を走ったでしょうか。 色々な街を覗けるのが自転車レースの特徴でもあります。 それにしても中国のレースは移動距離が桁外れですね。

さて、ヨーロッパのレースでは機材トラックやチームバス、そしてチームカーが揃っているので何の不便もなく作業が進めることが出来ます。 しかしこのようなアジアのレースではもちろん本国からトラックを持って来ることが出来ませんから、全て現地で用意された環境下で仕事を進めなければなりません。 その中でもなにより不便なのは洗車。 自転車レースはレース後に必ず自転車を洗車します。 欧州では機材トラックに高圧洗浄機とタンクが積んであり、どこでも好きな時間、好きな場所で仕事ができます。 しかしアジアなど海外のレースでは主催者が用意した場所に従って、それが例えムンムンとした地下駐車場であろうと仕事を遂行しなければなりません。 またさらに辛いのは、ホースが一本、水がチョロチョロ、そんな状況で20チームが洗車作業をする、なんて日もザラにあります。 レースも戦ですが、メカニックの世界もレースに負けず劣らずの戦模様です。 それでも毎年開催されているこのレースは主催者もよく勉強しており、毎年そのような部分も改善されています。 それでもやはり水がチョロチョロしか出ない日は相変わらず多いのですが。。笑 毎日これでもかと人生の忍耐力が鍛えられます。

さぁ、これから1週間日本に帰り、また中国へと戻ります。 次戦はツアー・オブ・タイフーレイク。 勢いの乗ったチームNIPPOはシーズン終盤もまだまだ走り続けます! 次の作業場は水がジャバジャバ出ることを祈ります。皆さん応援をよろしくお願いします。 



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