ツール・ド・ルクセンブルク(窪木一茂レポート)

第1ステージ/6月1日

平坦基調の170km。チャンスかあれば逃げに乗るように。ゴールスプリントとの展開になればデネグリとスタキオッティの近くで走るよう指示がありました。 初めてルクセンブルクというという土地を走るが、フランスやベルギーに走路や街並みが似ていると感じた。今日は風が強く吹いてなかったので、逃げが決まってからはレースは荒れず、ペースが一定で進んで行った。 スタートし、各チーム回りをうかがって牽制しながらアタックを繰り返していた為か、そこまでペースは上がらなかった、しかし、スタート後から自分は脚が重く感じた。 序盤に小石を含む5人が逃げを決めるが吸収。その後カウンターで3人が逃げを開始していった。 その後は6人で固まってゴールまで進んだ。 最後は約10kmの周回を3周した。 ラスト2周から先頭付近でデネグリと登りをこなしラスト5kmへ突入。 途中スタキオッティが落車したがチームメイトに助けられ先頭に戻ってきた。 そしてかなりペースが速い!ラスト2kmほど、、 少し気を抜いた隙に集団真ん中へ後退してしまい、1列のままゴールへ向かった。 全快でゴールスプリントを狙ったが、脚が重く感じたのでコーナーや下りでリスクを負わずゴールしてしまった。 脚は重いが心拍の調子は上がってきているはずだ。ヨーロッパとアジアではスプリントの場所取りの厳しさが全然違う。明日以降もスプリントになる可能性があるので、前々でポジションを確保して走り、ステージ優勝に貢献していきたい。

第2ステージ/6月2日

今日も逃げを狙ってレーススタート。 スタートしてから集団前方に位置して様子を伺う、小石の調子が良さそうであったため、彼が休んでる時に逃げのチェックに入る。約15キロ過ぎた付近の急な登り坂で集団の前から後ろへ後退してしまい、逃げグループに入ることができなかった。 今日は風が強く吹いてはなかったがアップダウンの繰り返しと雨が降っていた為に、危険を回避するために集団前方で走っていた。調子が悪くはないと感じていたためか、今日は集団前方で走り続ける時間が多かった。結果的に大切な局面で脚が無かった。体と自転車の感覚が良い状態なはずなので、雨の中の下りや登りでも感覚は良かった。 そして、150km地点の短く急な登り坂でペースアップがあり、あと少しの我慢が出来ず千切れてしまった。その後は遅れた集団でゴールを目指して走った。 今日は、休むべきところで一所懸命踏んでいた。そして後半の重要な局面で力が残っていなかったことが反省点。 まだまだ経験を積まなければならないことだと思いました。 今回のルクセンブルクでは絶対的なエースは居ないので、皆がチャンス。 毎日調子の良い選手がゴールを狙っていく。 自分は残り2日間、エスケープすることに挑戦し疲れていても出し惜しみせず体力を振り絞って1日を終えていきたいと思う。なにかの収穫を得てレースを走り続けます。

 

第3ステージ/6月3日

今日は192km。ゴール終盤は15kmの周回を2周して登り坂ゴールの設定。 今日のスタート後も脚が重く感じた。 本当にパンクしてるんじゃないかと思うくらい、自転車が進まず、ハンドルコントロールがとても鈍く感じた。 しかし、スタートから約25km地点くらいまでは下りで前方に上がり、気合いで前に位置して、集団の前でベルラートと逃げをチェックした。30kmの登り前で2名がさりげなく抜け出した、1つ目のGPM手前だったこともありすぐに追走するのに、気持ちが躊躇してしまいアタックできなかった。ベルラートも良いと言ってくれた。 その後は、チームで固まってレースを進めた。途中指示があり、150km地点の周回の登りにて、バジョーリのアシストを行い。彼のポジションを確保して、集団の前へと引き上げる。GPM手前で、ベルラートがアタックすると言い出し、アタックし2名でメイン集団から抜け出す。 バジョーリと先頭のBMCの後ろほどで待機。ベルラートは約3km程度逃げ続けて吸収された。 次の約175km地点のGPMの登りでペースが上がり集団から千切れてしまった。 しかし、千切れても見える位置に先頭グループが居たので、4人で追走した。 先頭には届かず第2グループでゴールしました。 イタリアで走るよりも、集団での位置どりは厳しくないと感じた。なので、平坦、下りでは前に上がりやすい。 明日でルクセンブルク最終日を迎えますが、しっかり力を出し切って走り終えたい。そして気持ちを切らさず、次のレースへとコンディション繋げていきます。

 

第4ステージ/6月4日

ルクセンブルク最終日。 今日は終盤に向けて集団内で温存。 スタート後、4km地点のスプリントポイント後に3名がエスケープを開始。 その後はペ一定ペースでレースが進む。しかしアップダウンが続く。 今日は合計7箇所の山岳ポイントがあり、徐々に体力が消耗していった。 140km地点からBMCがいよいよペースを上げ始め横風もあり集団が騒ぎ始める… そして終盤に小石がアタックを打ち、数名で逃げた。 今日の最後は、4kmの周回を4周してゴール。約900mの急勾配な登りであった。 160km地点の周回の登り入口でチームメイトを良い位置に連れていき、登りの途中で千切れてしまいグルペットでゴールを目指した。グルペットになってもペースが速く、先頭交代し今日も出し切ってレースを終えた。 ルクセンブルクでは4日間と短いステージレースでした。日本から移動してすぐの試合で、万全な体調とは言えなかったがこのような経験も選手として大切だと思う。今後に活かしたい。 基本的に平坦基調でレース距離も長く、細かな登り下りでインターバルがかかり、調子を上げていけるハードな試合だったと振り返ります。毎日、力を出し切るような厳しいレース。 シーズンの真っ只中にある中で、登りも日に日に走れる感覚を取り戻せてきています。 次のレースへこのまま調子を維持し、さらに良い状態に頭と身体のコンディションを作り上げ次の戦いに挑んでいきたい。 応援ありがとうございました。



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