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GO BEYOND な

松田志保(マツダシホ)

フィンスイミング日本代表

フィンススイミングで世界の舞台に立つことをめざしています!

私はフィンスイミングという競技をしています。足ひれ (フィン) を装着してスピードを競う競技ですが、これいはいくつかの種目があります。2枚の足ひれを片足ずつ履く「ビーフィン」、1枚の足ひれを両足で履く「モノフィン」、シュノーケルを装着して泳ぐ「サーフィス」、潜水で泳ぐ「アプニア」などです。競泳と違って道具を駆使する競技なので、圧倒的なスピード感があるのがこの競技の魅力です。また、道具を上手く使用しなければならないので、競泳では速い選手がフィンスイミングでも速いとは限らないのがおもしろいところです。

まだフィンスイミングを知らない人が多いので、普及活動に力を入れています。SNSを利用してPRし、応援してくれる方が増えるよう努力中です。私の活動がきっかけになって1人でも多くの人にフィンスイミングを知ってもらい、1人でも多くの人に応援してもらえる競技にしたいと思っています。「フィンスイミングって何?」と言われないようになるのが目標です。

まだマイナー競技であるため競技環境も整っていません。練習環境や資金面での課題もたくさんあります。フィンスイミングがもっと普及して応援・支援してくれる人が増えれば充実した練習環境になるでしょうし、大会の観客席もたくさんの人でいっぱいになるだろうと思います。これからのフィンスイミング界を担う後輩たちがのびのびと競技生活が送れるよう、いま私にできることを考え、行動していこうと考えています。

日本代表として2015年 世界選手権、アジア選手権、2016年 世界選手権、ワールドカップ、2017年 アジア選手権に出場
2015年から日本選手権50m CMASビーフィン、100m CMASビーフィン2冠3連覇中
2015年
日本選手権MVP受賞
アジア選手権50mビーフィン銅メダル獲得
2017年
アジア選手権
50mビーフィン銅メダル
100mビーフィン銅メダル
4×50m混合サーフィスリレー銀メダル
4×100m混合ビーフィンリレー銀メダル
4×100mサーフィスリレー銅メダル
短水路、長水路、リレー含め12種目の日本記録を保持
短水路:25mアプニア
50m CMASビーフィン
100m CMASビーフィン
200m CMASビーフィン
25mサーフィス
100mサーフィス
長水路:50m CMASビーフィン
50mサーフィス
100mサーフィス
4×50m混合サーフィスリレー
4×100m混合ビーフィンリレー
4×100mサーフィスリレー

私の役割は競泳とフィンスイミングの「架け橋」です

私はフィンスイミング選手として活動しつつ、競泳選手としても活動しています。両種目ともおもしろく大好きなので、両方の架け橋になれたらいいなと思います。競泳の大会では「フィンスイミングの人」と言われることも多いですが、競泳選手がフィンスイミングを知るきっかけになれていると実感でき、とても嬉しいです。

私は競泳をしていたころ、フィンスイミングの存在を知りませんでした。はじめて見たときは、こんなにおもしろい競技があるのかと衝撃を受けました。それと同時に自分も「やりたい!」「みんなに教えたい!」と思いました。同じようにプールを使いスピードを競うのに、全然認知度が違います。私のように長く競泳を続けている選手やコーチでも「知らない」「知らなかった」という人がたくさんいます。私はもっと早くフィンスイミングと出会いたかったなと思ったことも事実です。

最近では競泳の大会で「フィンスイミングをやってみたいです」と声をかけられることが増えてきました。少しずつですが、認知度が高くなっていることがとても嬉しいです。もっと成績を上げていき、自分の競技力向上とともに認知度も向上していくことを望んでいます。今後も私が両種目に取り組むことで、フィンスイミング界と競泳界の架け橋になり、フィンスイミングの競技人口が増えたらいいなと思っています。

海外遠征で多くを学び日本に還元していきます

日本代表としての海外遠征は毎年5月の選考会で決まります。私は3年連続で日本代表として活動していますが、海外選手の強さに圧倒されているのが現状です。どのように戦い、どうしたら勝てるのか、試行錯誤しながら鍛錬している毎日です。少しでも追いつくため、技術や競技力を向上させなければなりません。

海外遠征は日頃の鍛錬の成果を発揮する場所ですが、勉強の場所でもあります。フィンスイミングには確立された指導法がないので、海外の選手から学ぶことがたくさんあります。泳ぎ方を真似たり、コミュニケーションをとったりと、たくさん見て聞いて学んでいます。そこで得たことを日本に持ち帰り、自分のものにできるよう鍛錬しています。まだ世界の舞台では戦えていないので、海外遠征で学んだことを成長に繋げていきたいです。そして学んだことを私自身だけでなく、日本のフィンスイミング界にも還元できるようにしていきたいと思います。

2017年のアジア選手権では、表彰台に乗れる選手が増え、リレーでも表彰台に乗ることができました。これは日本チームが強くなってきた証です。2018年はセルビアで世界選手権が行われますが、1人でも多くの選手が決勝進出し、入賞できればいいなと思っています。そして2019年には日本でアジア選手権が開催されます。自国開催の国際大会になるので、個人、リレーともに複数のメダル獲得ができるよう、海外遠征で経験を積みながら目標に向かって進んでいきたいと思っています。

2019年世界選手権の決勝進出が目標です!

フィンスイミングは、4年に1度のワールドゲームズの種目になっています。2016年の世界選手権は2017年開催のワールドゲームズの選考会になっていました。もちろん選考されることを目標としていました。ワールドゲームズ出場を果たすためには、最低でも8位に入り決勝進出するのが条件です。

日本チームは女子4×100mリレーに過去最高メンバーで挑みました。そして日本記録を6秒も更新したものの惜しくも10位。残念ながら世界選手権決勝の舞台で泳ぐことも、ワールドゲームズで泳ぐことも叶いませんでした。私もそのリレーメンバーでしたが、立ち上がれないほど悔しかったのを覚えています。10位という数字を見た瞬間に、となり泣き崩れた先輩の姿が忘れられません。日本記録の6秒更新はチームとしての偉業でしたが、それでも破ることができない世界の壁の厚さを痛感しました。

2016年の世界選手権でのとても悔しい経験が、私をより強くしてくれました。絶対的に強く速くなって日本チームを引っ張る存在になろうと心に決めました。だから、こんな悔しさを二度と味わうことがないように、今年の世界選手権では決勝進出を目標に取り組んでいきます。また、2019年のアジア選手権は日本で開催されるので、そこで複数のメダル獲得ができるよう、この悔しい経験もバネにしつつ、鍛錬していこうと思います。強い日本チームを多くの方々に見ていただきたいので、ぜひご期待ください。

GO-BEYONDER No.140

フィンスイミング日本代表

松田志保

1991年5月27日、兵庫県出身。競技歴は5年。フィンスイミングの選手であるとともに競泳選手でもある二刀流。2015年に日本代表に選ばれる。アジア選手権を始めとした国際大会で華々しい記録を有している。現在の目標はフィンスイミングの普及と、世界選手権でのメダル獲得、そして4年に1度開かれるワールドゲームズへの出場。
所属チーム:God Phoenix

Facebook:https://www.facebook.com/527shiho/

Twitter:https://twitter.com/527shiho

HP:http://shiho-matsuda.spo-sta.com

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