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GO BEYOND な

清澤恵美子(キヨサワエミコ)

アルペンスキーヤー

苦難と挫折を乗り越え、再び頂点を目指す。

横浜市生まれ。幼少期よりスキーに親しみ、現在競技歴は26年となりました。

両親の影響からスキーを始め、高校選抜では総合優勝、全日本選手権3勝、FIS国際大会55勝など勝利を確実に重ね、2010年にはワールドカップにも初出場を果たしました。目指すは冬季オリンピックでの金メダル獲得ですが、五輪直前に靭帯断裂に見舞われ出場を断念。一度は引退も考えましたが、スキーへの強い思いは変わらず、再度挑戦するために戻ってきました。現在は自分の信念を貫くべく、再び世界で戦っています。

2009/2010年
ファーイーストカップ 大回転種目別総合2位
2010年
ファーイーストカップ 総合優勝
2011年
ファーイーストカップ 種目別優勝
2012年
ワールドカップ ザグレブ大会23位
ワールドカップ クラニスカゴラ大会24位
2013年
世界選手権出場
ワールドカップ オフターシュワング大会21位
ワールドカップ ザグレブ大会25位

夢は消えない。諦めなければ、世界の頂点は目指せる。

私の専門はウィンター競技の花形であるアルペンスキーです。「誰よりもスキーが上手くなりたい。誰よりも早く滑り降りたい」。その思いと不屈の精神、自分のセンスを信じて、世界の頂点を目指してきました。しかしソチ五輪開催の2か月前、前十字靭帯・内側側副靭帯の断裂に見舞われ、2014年に開催されたソチ五輪を目前にして目標であった出場はなりませんでした。ケガによる手術やリハビリ、選手年齢などを考えると引退の字が頭をよぎりましたが、もう一度世界の舞台へ戻ってスキーがしたい、という強い気持ちは変わらず、長いリハビリ生活を経て2シーズンぶりにワールドカップに挑戦することができました。

現在の私は日本人女子アルペンスキー選手として、2016年現在で最高齢の32歳です。限界と言われればそうかもしれませんが、鍛えれば鍛えるほど、練習すればするほど自分の伸びしろはまだまだある、と実感する日々です。そして子供の頃に感じた「上手くなりたい」「速く滑りたい」という純粋な気持ちを胸に、再びスキーと向かい合えている毎日に感謝しています。アルペンスキーはケガと隣合わせのハイリスクな競技のため、毎年多くのプレーヤーがケガに苦しみ、引退を決意する選手も少なくありません。そんな中で、再びこの世界に戻ってこれたことは幸運だったと思っています。同じような境遇の選手たちにエールを贈ることができるよう、どんな時も前向きに挑戦し、自身の信念を世界で貫いていきたいと思っています。

今の自分を超えることが、
アルペンスキー日本女子の未来を変えることになると信じて。

初めてワールドカップに出場したのは2010年のことでした。この頃は、日本人女子の選手自体が同大会で決勝に勝ち進むことは到底無理だと言われている時期でした。

当時から出場が目標であり、満足のいく成績を収めることは二の次でした。そんな中、アルペンスキーの大先輩であり、世界の名だたる大会で好成績を収めてきた名プレーヤー・池田和子さんだけは、「どんなにタイムが遅くてもワールドカップに出続けなさい。出場し続け ることで次第に大舞台で自分のパフォーマンスができるようになるから」と激励してくれました。私はそのアドバイスを糧に、挑戦し続けてきました。

オフシーズンには体力面を見直し、鍛え続けるとともにフィジカル面も常にポジティブになれるよう努力してきました。そしてワールドカップに初出場してから3年目に、念願の決勝に進出。今では日本人女子もそこに達するレベルとなり、日本人には向かないと言われていた競技でひとつの壁を乗り越えられた、と感じています。日本人現役最年長としてどこまでスキーが上手くなれるのか、速くなれるか、にトライし続けながら、自分自身の限界を超えていけるよう、日々挑戦を続けたいと思います。

GO-BEYONDER No.051

アルペンスキーヤー

清澤恵美子

1983年、神奈川県生まれ。両親の影響で3歳からスキーを始め、7歳でアルペンスキーに夢中になる。その後高校生で高校生選抜総合優勝をはじめ、全日本選手権3勝、FIS大会53勝(日本人最多)など、華々しい成績を積み重ね、2012年にはワールドカップザグレブ大会、クラニスカゴラ大会に出場。2013年には自身初となる世界選手権出場を達成し、ソチ五輪への出場に期待がかかっていたが、試合中にけがに見舞われ出場を断念。人生最大のケガと挫折を経験しながらも並々ならぬ精神力とリハビリの末、2シーズンぶりにワールドカップの舞台へ復帰を果たした。

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