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GO BEYOND な

矢後大地(ヤゴダイチ)

タッチラグビー日本代表

「世界で戦う楽しさを伝えたい」
海外遠征のためのオーガナイズ。

大阪出身のタッチラグビー選手です。タッチラグビーは、タックルをタッチに置き換えた、スピーディーで危険性の少ないスポーツです。タッチラグビーは、元々ラグビーのウォーミングアップだったもので、日本に紹介されたのは1988年のことです。タッチラグビーの競技歴は、7年になりました。今では選手として活動するだけではなく、タッチラグビーに興味を持った方の受け皿になれるよう、そして、若手を育成できるよう活動しています。受け皿的な活動としては、タッチジャンキーズというサークルを運営。2014年に設立したばかりですが、仲間とともに日本一を目指し、毎週末練習をしたり、他チームとの試合を行ったりしています。また、海外遠征を目的としたチーム『Blue2Older’s』を結成。海外遠征のオーガナイズも行っています。

2011年7月
タッチラグビーW杯スコットランド大会出場 4位
2011年11月
日本選手権3位
2012年3月
日本代表NZ遠征参加
2012年11月
日本選手権優勝
2012年12月
日本代表オーストラリア遠征参加
2013年4月~2014年3月
オーストラリアシドニーにタッチラグビー留学
2014年6月
アジアクラブチャンピオンシップ優勝
2014年11月
日本選手権ベスト4
2015年5月
タッチラグビーW杯オーストラリア大会出場 5位
チーム内MVP獲得
2015年11月
全日本選手権 準優勝

「シビアな世界が自分を高めた」シドニー留学で得た自信。

タッチラグビーに出会ったのは、日本体育大学2年生の時でした。4年の時に、日本代表メンバーの一人としてW杯スコットランド大会に出場し、4位に。残念ながらメダルを獲得には至りませんでした。そのかわり、人生の転機となるプレーを目にすることが出来たのです。それが、優勝国であるオーストラリアチームのプレー。私は彼らのプレーに衝撃を受けました。

大学卒業後は、コンサルティング会社で働きながら競技を続けていました。実業団チームPSIコストカッツに所属し、日本選手権2連覇に貢献することができたのです。しかし、次のW杯に向けて自身のレベルアップが必要だと感じました。そこで、タッチラグビー留学を決意。行先は強豪国のオーストラリアです。その中でも特にタッチラグビーが盛んなシドニーで、2013年4月より1年間の留学をしてきました。

シドニーでの留学生活を一言で表すならば、「シビア」という表現がぴったりでしょう。毎日が競争の連続でした。練習でのプレーが悪ければ2軍に落とされますし、より実績のあるメンバーが来れば、それだけで試合から外されることもあります。競技人口の少ない日本では、このような競争はありません。競技人口の多いシドニーならではの、厳しい競争体験でした。シビアな環境に身を置くことで、確かに自分を高めることができたと感じています。留学の集大成として、ナショナルタッチリーグ(NTL)という全国大会へ出場を目指していました。この大会へ参加するためには、シドニー北地区代表チームである、SydneyScorpionsに選抜されなければなりません。チームの一員となるためには、トライアルでコーチの目に留まる必要があります。トライアルは、たった2日間の試合のみ。この試合の中で、30人中の14人に選ばれなければなりませんでした。無事にトライアルを通過して選手に選ばれたものの、NTLの結果は残念ながら6位。満足のできる結果ではありませんでした。しかし、NTLのチームメンバーに選ばれることができたこと、そして、「日本人でも、オーストラリア人との競争に勝つことができる!」という自信を得ることができたのは、留学の大きな成果です。

「超えていく瞬間を感じて欲しい」選手の育成と機会の提供へ。

シドニーで成長を実感したものの、2015年に行われたタッチラグビーW杯オーストラリア大会では、残念ながら5位。またも、メダルに届きませんでした。次のW杯は、4年後の2019年です。

2019年のW杯に向けて、私自身の自信や成長はもちろん、経験の浅い若手選手を育成するためにも、彼らに海外でプレーする機会を提供したいと考えています。そのために、若手タッチプレイヤーの海外遠征チーム『Blue2Older’s』を2015年6月に結成しました。国内でも、タッチジャンキーズとして定期的に練習はしています。そして、タッチジャンキーズとして日本一も目指しています。しかし、私自身の経験から、海外でタッチラグビーをプレーすることが成長に必要だと感じるのです。海外でプレーをすることで感じた楽しさや『GO BEYOND.=超えていく』の瞬間、それを彼らにも感じてもらいたいと思います。W杯でのメダル獲得のために、そして、日本選手の成長のためにも、引き続き猛進していきます。

GO-BEYONDER No.035

タッチラグビー日本代表

矢後大地

1989年、大阪府泉大津市生まれ。大阪府立高石高校卒業後、日本体育大学へ入学。大学2年の時にタッチラグビーと出会う。現在は、日本代表として活躍しながら、タッチジャンキーズやBlue2Older’sを通じて、若手の育成やタッチラグビーの普及も行っている。

Facebook:https://www.facebook.com/daichi.yago

Twitter:https://twitter.com/85daichi

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